世界でひとつ、お気に入りのギャッベと暮らしたい

inZONEでは毎年1回ほど、ギャッベの展示会を行っています。

次回は2019年1月12日(土)~2月11日(月祝)に「inZONE宮の森本店」にて開催予定!

 

ギャッベとはイランの山岳地帯で織られている、ウール100%の手織りラグ。

現地で買い付けた商品をinZONEに卸している、株式会社it companyの代表取締役、前田里志さんに話を聞きました。

 

 

ギャッベは、移動可能な床?

ギャッベはペルシャ絨毯のルーツ。遊牧民がテントの中に敷いて使い、くるくる丸めて馬で運ぶ「移動可能な床」でした。身近な植物や動物をモチーフにした素朴な柄が特徴ですが、模様には一つ一つ意味があって、たとえば鹿は家庭円満、山羊や羊は財産、樹木は健康長寿など、織り手の願いが込められています。

当社ではイラン南西部のシーラーズという町の近くで手作りされているものを現地で買い付けています。

 

 

ウール100%の心地よさ

ギャッベは100%ウールの天然素材。体にも自然環境にも優しいのが魅力です。なぜならウール(羊毛)は刈ってもまた生えてくるから資源が枯渇しない。地球に負荷をかけません。

また、厚みがあって、へたりにくいのもギャッベの良さです。重たい家具をのせると凹みますが、手で掻き撫でると起毛してきます。湿度の高いときは湿気を吸って、乾燥すると戻すので、夏場も蒸れたりせず、一年中使えます。

裏面も接着剤やゴムを使っていないので、ホットカーペットや床暖房もOK。靴を脱いで足を乗せたときのふわっとした感触は、ギャッベならではの心地よさです。

 

 

お手入れは驚くほど簡単

羊毛は脂を含んでいるうえにキューティクルのようなものでコーティングされているので、水をはじきます。コーヒーやコーラをこぼしても、すぐに拭き取ればシミにはなりません。小さなお子さんやペットがいると、高い絨毯を敷いても汚してしまうからと化学繊維のものを選んでしまいがちですが、まったく逆。ギャッベはむしろ小さなお子さんのいるご家庭で使ってほしいと思います。

普段のお手入れは、掃除機をかけるくらいでOK。本来はたまに陰干しするのが理想的ですが、半分くらいめくって風を通してあげるだけで十分です。

僕の自宅のギャッベは20年近く使っていますが、子どもが生まれたときに一度クリーニングに出しただけで、今も全くへたっていません。

 

 

自分だけの1枚を見つけるには?

自宅のインテリアに合う、合わないで選ぶよりも、好きかどうかで選んだほうがいいと思います。ギャッベはシンプルな北欧インテリアと相性がいいので人気が出ましたが、意外とどんなテイストでも似合うんですよね。

全て1点ものなので、パッと見て惹かれたものを手に入れるのがいいと思います。迷ったときは、お部屋がどういうインテリアなのか、写真を見せてもらえるとアドバイスしやすいです。日本人の場合、ソファがあっても、ソファを背もたれにして床に座ることも多いですよね。ギャッベは日本人の暮らしに合っていると思うんです。

気をつけてほしいのは、インド産や中国産の安いギャッベが出回っていること。本物のイランのギャッベと並べてみると、ウールの起毛力の違いは一目瞭然です。ぜひ、本物のイランのギャッベを選んでください。

 

お気に入りの1枚を、長く使い続ける喜び

1㎡のギャッベを織るのに1カ月くらいと、とても手間がかかる製品なので、イランではユーズドのラグをリペアして、洗って干して大切に使います。そうした文化が日本でも根付いてほしいと思っています。

僕らの合言葉は「first choice」。「ラグから暮らしをデザインする」がコンセプトです。

これまではソファを買って、テーブルを買って、余った予算でラグを選ぶのが一般的でしたが、僕らは「先にラグを選んだら?」と提案しています。ギャッベが1枚あれば、座るのも寝るのも自由自在。最近、話題のミニマムな暮らしにもぴったりです。

 

2019年1月に展示会をinZONEにて開催いたしますので、ぜひお気に入りの1枚を見つけにいらしてください。

 

 

Layout

http://layout.casa
イランを中心に西・中央アジアで手織りされている一点もののラグを扱うショールーム&ショップです。代表の前田里志さんが産地を訪れて買い付けしたラグを1000点以上展示販売。アクタスの店舗や百貨店へ卸売も行っています。

東京都目黒区上目黒2−43−20 NAKAME GALLERY STREET 89/90
03-5773-5721
営業時間/11:00〜19:30
不定休